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Nicetime Mountain Gallery x SUBU|前編〜ギャラリーのようなアウトドアセレクトショップは、リアルな情報交換の場に

今回は、渋谷区幡ヶ谷にあるアウトドアセレクトショップ 「Nicetime Mountain Gallery」 さんにお邪魔します!


今年先日お知らせした [MoMA Design Store x SUBU] 含め、さまざまな別注モデルが登場します!

難燃性のCORDURA®️305D素材を表地に使った [SUBU NANNEN] を元に、どのような別注モデルが完成したのでしょうか。

同店ディレクター兼バイヤーである田中紘一さん・ショップマネージャーである石井統さんに、お話をお伺いしました。

それでは、別注モデルの舞台裏をどうぞ!



/ Interview by gooth.inc


 

まずはお店について。どのように、いつ頃から、このお店はスタートしましたか?


最初オンラインショップを始めていて、それが2017年7月くらいですね。その一年後2018年7月頃に、お客さんとの接点を持つためだったり、僕らのコンセプトをしっかりと伝えるために、このお店をオープンしました。


元々、神泉にオフィスがあったので、その周りで場所を探していたんですね。でも商品撮影があったりするので公園の近くがいいな〜とか、ちょっと静かなところがいいな〜とかあった中で、この幡ヶ谷の場所を見つけて。お店の近くに駐車場が多かったり、商店街がしっかりあったり、大都市部でなかったり、色んな条件がとっても良かったので、ここに決めました。


ちょっと日本は特殊かもしれないですけど海外だと、遠くにあってもいい店だったら、しっかり足が向かうじゃないですか。僕らもいい店をしっかりつくって、ここに足をわざわざ運んでもらう、みたいな感じにしたくて。




空間のつくりが、かなり特徴的ですよね?


そうですね、笑。いい意味でアウトドアショップっぽくない、というか・・・


これまでは、商品をバーっと並べて、というやり方が一般的ではあるんですけど、それとは違った空間を提案したいな、と思って。もちろん、カラーバリエーション含め商品を一望出来るのは、好きなんですよ。僕らだって、そういったお店に散々、通ってましたから。


ただ、後から出店する僕らが持つお店は、違うスタイルで、と考えました。


なので、名前も 「Nicetime Mountain Gallery」 にして、ちゃんとひとつひとつのギアを、綺麗に並べて置いて、ギャラリーのように提案する、というのをコンセプトにしています。


週末に限って、ここはオープンしていて。コーヒーの焙煎が出来るスタッフも居るので、コーヒースタンドとしての機能もあります。あとはビールも飲めます。さすがに、ビールは作っていなくて、仕入れてるんですけど、笑。



確かに、店舗というよりは、ギャラリーのようですね。


ここはもちろん、お店なので、売り買いをする場所なんですけど、それ以前に、いろんな人のハブになったらいいな、と思って。人と人をつないだり、多種多様な交流が生まれたり、情報発信の場にしたいな、という思いは持っています。


あとは、建築的にも特徴的なので、カウンターの下を覗き込む人もいますね、笑。たぶん、デザインのお仕事とかをされている方なんだと思うんですけど。覗き込んだ後に、これ、どうなってるんですか?とかよく聞かれます、笑。この空間は、FLOOAT,Inc. さんにつくってもらいました。



面白いですね。いろいろな人が、ここに集まりそうですね。


キャンプから登山まで、ライトな方からヘビーな方まで幅広く、足を運んでもらっています。やっぱり、そこがメインです。


ただ共通しているのは、量販店に並んでいるものでは満足出来ない、というか。人と違うものだったり、自分らしいものを探している方に、よく足を運んでもらっています。それはデザインだったり、色使いだったり、自分が納得できるものを探したい、という方が多いですね。


あとは、周りに住まわれている方で、コーヒーだけ飲みに来てくれる方もいらっしゃいますね。



取り扱うブランドも、かなり厳選していますよね?


オンラインの方では結構、幅広く展開しています。


ただ、僕なんかもそうなんですけど、量販店に行くとバリエーションが見れて選び甲斐はあるんですけど、どれ選んでいいかわかんないな〜って、迷ってしまうんですよ、笑。だから、僕と同じように感じるお客さんも居ると思うんですね。


なので、ある種のキュレーションというか、僕らのフィルターを通して、中でも特におすすめしたいものだけをお店には並べて、紹介しています。


オンラインとお店は、その辺り明確に分けていて、お店だけで展開している商品も結構多くて、わざわざ足を運んでくれた方を優先して、とも考えています。そもそも、お店の名前も違います。


オンラインは「Nicetime Mountain Dictionary」としていて、商品自体も幅広く、なるべく丁寧に自分たちの言葉で商品説明を書いたりして・・・名前の通りですけど、情報のデータベースになれるように意識をしています。買わなくても楽しめたり、知識を得られるように。


なので、事前にオンラインでしっかり情報を集めてから、お店に来られる方も多いです。あとは、地方からわざわざ足を運んでくれる方も多いです。ずっと来たかったんです、と。


ステッカーを多めに渡しちゃいますよね、嬉しくて、笑。




それはお店ならではの体験で、いいですよね


わざわざ、出張のついでとかに、時間見つけて来てくれます。嬉しいですよね。


あとは、僕ら自身がアウトドアを思う存分楽しんでるからこそ、伝えられることってありますよね。登山もキャンプも自転車も触れたことない人に、これ良いですよ、と言われても説得力が無いじゃないですか。だから、そういった所は大切にしていて、オンラインには無い付加価値だと思いますね。


ちゃんと僕ら自身が試した上で、これはここが良いですよ、とか。これはちょっとここが好みが分かれます、とか、正直にお話をしています。特に、ここにセレクトしている商品って、説明が必要なものが多い、というのもありますね、笑。


実際使ってどうなの?というリアルな情報交換の場になれれば。


中編に続く・・・)


 

Nicetime Mountain Gallery ストアイベント

渋谷区幡ヶ谷にあるアウトドアセレクトショップ「Nicetime Mountain Gallery」にて、期間限定ストアイベントを開催!

お近くにお越しの際には、ぜひお立ち寄りください。


期間:2021.12.02(木)・2021.12.03(金) 14:00~19:00    2021.12.04(土)・2021.12.05(日) 12:00~17:00

住所:東京都渋谷区幡ヶ谷3-55-2


 

連載企画[SUBU25]とは・・・2020年を皮切りにスタートした連載企画。


この世に[SUBU]が誕生して5年が経ったその節目の年に、これからの「5年間」を見据えていくために活動開始。これまでの「5年間」を振り返りながら、これからの「5年間」に、どう繋げていくか、をこの活動を通じて、見定めます。


その一方、「トゥーゴー」という読み方には、[SUBU]と一緒に出かける、という意味も。単純に[SUBU]を履いて街に出かける、というのもそう、こうして、お話をしたことのない方の元へ出向く、というのもそう。もっと言うと、新しいコトへ、一歩踏み出して、チャレンジする、という意味も。これからこの連載企画を通じて、[SUBU]がさらに、魅力的なブランドへと成長していくことを期待して、活動していきます。





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