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小杉湯となり x SUBU|高円寺全体を、家のように。ちょっとお出かけが、暮らしを面白くしてくれる。銭湯ぐらしに、SUBUは欠かせませんっ!

  • 執筆者の写真: kouta wakana
    kouta wakana
  • 6月24日
  • 読了時間: 7分





先日お話をお伺いした「小杉湯」の隣にある「小杉湯となり」というシェアスペース。店長である白井杏実さん・PRマネージャーである金田純歩さんにお話をお伺いします。早速ですがまずは、この場所について教えてください


元々ここには、あと1年で取り壊されてしまう「風呂無しアパート」がありました。


株式会社銭湯ぐらしの代表であり、建築家・まちづくり実践家でもある加藤優一が、小杉湯の常連だったこともあって、小杉湯三代目である平松さんから「空き物件があるんだけど、何か有効活用できないか」と相談をいただいたのが、すべての始まりでした。





左:小杉湯となり 店長 白井杏実さん、右:小杉湯となり PRマネージャー 金田純歩さん




加藤さんも小杉湯の常連で、小杉湯が起点になってるんですね


高円寺は、夢を追いかけるミュージシャンやお笑い芸人・アーティストやクリエイター・・・さまざまなバックグラウンドの方が生活している街なので、そうした方が一緒に生活する場があると、面白いかもしれない、と。


そこで1年間限定で共同生活してもらい、多種多様な方に「銭湯のある暮らし」をシェアしてもらおう、という取り組みを、加藤中心にスタートしました。


何が起きるかわからない実験的な取り組みでしたが、生活を共にしたメンバーは「銭湯ぐらしは、めちゃくちゃ豊かで面白い」と気づいてくれて。




高円寺ならではですね


アパートは予定通り、取り壊されてしまいましたが、「この銭湯のある暮らしの良さや魅力を伝えたい」と。その発信拠点になる次なる場所を建てようということになり、この「小杉湯となり」が誕生しました。それが、今から5年前くらいです。








面白い!社会実験から生まれた感じですね


平日は、会員制のシェアスペースとして。土日はカフェ営業をしたり、会員でない方でも数時間だけ単発で使えるドロップインを受け入れたり、イベントをやったりオープンにしていて、会員以外の方でも立ち寄っていただけるようにしています。


銭湯のある暮らしを体験してもらって、その魅力をより多くの方に感じてもらえたら嬉しいです。




会員さんはどういった方がいらっしゃいますか?


いまは、60名弱の会員さんがいます。


19歳の学生さんから60代の方まで本当に幅広く、ご利用いただいています。フリーランスでお仕事されている方もいますし、会社員の方もいて、意外と会社員の方が多いです。コロナ禍の影響もあって、リモートワークの方も多かったからかもしれません。




小杉湯でさっぱりした後は、小杉湯となり2階で漫画を読んで、ゆっくり。お風呂上がりに、お仕事をされる方も。




また年齢層も幅広く面白いですね


お仕事する方もいれば、のんびり過ごす方もいて、いわゆるコワーキングスペースとも違う。


帰宅する前に、小杉湯に入ってから寄っていただく方もいたり、出社前に少し寄る方もいたり、日中に来てお仕事をされる方もいる。使う時間帯や使い方も、人それぞれで自由。


お家でもない、職場でもない、第3のサードプレイスとして、もう一つの拠り所になっています。







小杉湯の平松さんと同じく、SUBUを履いていただいているそうで・・・白井さん、いつ頃からですか?


最初に知ったのは、コロナ禍でした。


ずっと自宅にいるのはつまらないし、外に行きたいな〜という思いから、キャンプにはまって。そしたら、キャンプ仲間がほぼ全員SUBUを履いていました。私だけ持っていなかったのを見かねて、仲間がプレゼントをしてくれたんですよ、笑。


靴の脱ぎ履きも多いですし、冬場にキャンプに出かけることも多かったので、さっと履いて星を見に行ったり出来るのが快適で、そこからずっと気に入って履いています。


あとは、実家近くの銭湯に行く時にも履いていて、楽だし疲れないので、猛暑でなければ通年いつでも履いて出かけていました。歩くのが好きなので、長い時間お散歩をしています。




金田さんは、いかがですか?


はじめて知ったのは3年前くらいです。


当時、友人のアパレルブランドの展示会などのお手伝いをしていて、一緒にお手伝いをしていた人が履いていたのが、SUBUとの出会いです。


イベントの準備なので移動も多くて、展示会場まで荷物を運んで、一度家に戻って、再び展示会場に行って。搬入出で脱ぎ履きも多いし、冬だったので足元も寒くて・・・SUBU、めっちゃいいじゃんって、笑。


温かい靴下を履いたりして足先が冷えないようにしていたんですけど、それだけじゃダメで・・・困っていたところにSUBUと出会って・・・まさにこれっ!という感じでした。







銭湯ぐらしと「SUBU」の相性はいかがですか?


ウェブサイトにも少し書いていますが、私たちは「高円寺全体が、家」みたいに考えています。


ここ小杉湯となりは、「街のリビング」だし、居酒屋やレストランなど飲食店は「街のキッチン」、小杉湯はもちろん「街のお風呂」みたいに。それぞれの場所に、それぞれが馴染んでいき溶け込んでいくことで、街全体が我が家のようになっていく。


程よい距離感のコミュニケーションが増えて、遠すぎも近すぎもしない “気持ち良さ” が生まれて、精神的にもいい。




sentogurashi.com/ より抜粋




街全体が我が家って、いいですね


ワンマイルというか、ちょっとしたお出かけが豊かさを育むし、


その「ちょっとしたお出かけ」を銭湯ぐらしは大切にしていますし、そのお出かけを足元から盛り上げてくれるのがSUBUだな、と思います。この街の密度というか、距離感みたいなものが、私たちの考える「銭湯ぐらし」にはぴったりです。そして、その暮らしを、さらに楽しくしてくれる履き物がSUBUです。


このすぐ近くの定食屋さんに行くこともありますが、本当にすぐに着きます、20秒くらいで、笑。


そんな時にはわざわざスニーカーではなく、パッと履いて履き心地も良くて、気持ちいい。しかも、敢えてちょっと思い切ったデザインのSUBUを履いて歩くのもいいじゃないですか。楽しいですよ。




この先「小杉湯となり」として、どうチャレンジしていきたいですか?


今ある小杉湯となりらしい「ちょうど良い」心地よさを、会員さんだけじゃなく、たくさんの人に知って欲しいと思っています。


例えば、ご近所の方・偶然立ち寄ってくださった方やお風呂上がりの方たちにはもちろん「はぁ、今日も来てよかった」と感じてもらいたいです。そんなふうに「心地よさ」がやさしく交差する場所として、色々な方たちと一緒に育てていけたらと思っています。




いいですね、さらに面白くなりそうです


今年3月に初開催した「春のぽかぽか市」も継続して第二回・第三回と開催していきたいです。





まだまだ可能性は無限にあると思うので、「銭湯の隣」という場所を活かしながら、みなさんにワクワクしてもらえるような企画を考え続けたいです。




撮影:松田 大成




金田さんも同じですか?


そうですね。外から観てカフェでもないし家でもないし「何だろう?」と思われる方も多いですし、シェアスペースと説明しても使い方をパッとイメージできる方もいれば、イメージしづらい方もいらっしゃるので、こちらから意識的にコミュニケーションしていくことは、大切にしたいです。


PRマネージャーとして「外に出ていく」ことが担当なので、何かのイベントに参加したり積極的に外に出て行きたいです。この「小杉湯となり」を使って何が出来るかも大事にしつつ、外と接点を持っていく機会を増やして強化していけるといいですね。


先月、中央線文化祭というイベントに参加しましたが、「小杉湯」も「小杉湯となり」も意外と知られていませんでした。中央線沿線でさえ知らない方が、まだまだ沢山居るので、そうした方をうまく巻き込んで行きたいです。

中央線沿線は、お祭りも多いので、そういうのに出店していきたいです。





WORD by gooth.inc







連載企画[SUBU25]とは・・・2020年を皮切りにスタートした連載企画。


この世に[SUBU]が誕生して5年が経ったその節目の年に、これからの「5年間」を見据えていくために活動開始。これまでの「5年間」を振り返りながら、これからの「5年間」に、どう繋げていくか、をこの活動を通じて、見定めます。


その一方、「トゥーゴー」という読み方には、[SUBU]と一緒に出かける、という意味も。単純に[SUBU]を履いて街に出かける、というのもそう、こうして、お話をしたことのない方の元へ出向く、というのもそう。もっと言うと、新しいコトへ、一歩踏み出して、チャレンジする、という意味も。これからこの連載企画を通じて、[SUBU]がさらに、魅力的なブランドへと成長していくことを期待して、活動していきます。


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