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トーキョーバイク x SUBU|後編〜ただの自転車屋さんではない。ふらっと立ち寄れる楽しいが溢れる空間を目指して。

「谷中」から「清澄白河」へ移転し、新たな挑戦を続ける [トーキョーバイク] さんを訪問!


これまでを振り返りながら、新たにオープンした清澄白河店への想いをお伺いしました。キーワードは、“街を楽しむ” と “ちょうどいい” です。

前編に引き続き、両者に共通するこれらのキーワードについて話しながら、確認しあいながらの取材。それでは、どうぞお楽しみください!

/ Interview by gooth.inc


 

ふらっと立ち寄ってもらえる、楽しいことがあふれる場を目指して


まず、清澄白河店をオープンする際 [トーキョーバイク] 単体でっていうのは全く考えていませんでした。


気の合う仲間と同じ空間でお互いが高め合えたらいいな、と。ローカルに根付いた珈琲屋さんだったり、メルボルンに支店があった時に仲良くなった植物屋さんも誘ってみました。快く協力してくれて、楽しいことが溢れてる場になったと思ってます。みなさんに力を借りて“自転車”だけでなく “生活を楽しむ” というところをより広く表現できたんじゃないかと思ってます。自転車屋さんって、普通は購入目的でしか行かないじゃないですか。でもそうじゃなくてコーヒーを飲むついででもいいし、植物を買いに行くついででもいい。


ここに来るとなんだかワクワクするんだよな〜と、ふらっと立ち寄ってもらえるようなそんな空間を目指しています。




シンプルで自分たちの生活に溶け込みやすい “ちょうどいい" ものを集めて


セレクト基準は常に、“ちょうどいい” を取り入れてます。トーキョーバイクも同じで、なんかこれがちょうどいいしバランス良くてしっくりくるんだよな〜って選んでもらえるように。それって主人公にはならないかもしれないけど、シンプルで自分たちの生活に溶け込みやすいものな気がする。


あとはやっぱり販売する立場である自分たちが好きになれるかどうかの視点は大事ですよね。実際に僕らが使っていて、お客様にもちゃんとその商品のいいところを伝えられるように。好きだから使っているし、その好きを広めたい。


そしたら自然と “ちょうどいい" モノが集まってきますね。




たまたま出会った生活道具。その背景を知り、伝えていきたい想い


展示会に行ったりとか今はいろんなツールで情報が手に入る時代ですが、たまたま出会うこともよくあります。


例えば、靴のブランドムーンスターさん。弊社のスタッフがたまたま履いていて格好いいなぁって思っていたら、参加した展示会場にちょうど出展されていて。それを機に取扱いさせていただきました。興味があって社内研修でムーンスターさんの工場見学に行き、靴作り体験をさせてもらったんです。靴って機械で流れ作業のように作ってると勝手に思っていたのですが、ムーンスターさんは一足一足丁寧にめちゃめちゃ人の手が入ってる。実際に工場に足を運んでそれを目にするとよりその商品に対する思いも深くなるし、知識も深くなる。こういう方たちがこういう風に作ってるんだなって。


そして何より、その作り手の想いをちゃんとお客様に届けなきゃって改めて思いました。



商品のカラーリングは年 1回開催される、カラーコンペにて決定!


年に1回、社内全体で自転車の新しいカラーを決定すべく、カラーコンペをします。みんなそれぞれこんなカラーがあったらいいな、を表現して提出します。採用されると金一封もらえて、美味しいご飯が食べれる、笑。自分が欲しい [トーキョーバイク] のカラーが誕生するチャンスなんです!




せっかくなので[SUBU]についても教えてください!


今年で販売して2年になりますが、お客さんやスタッフからの声はやはり「気持ち良い」と「履き心地がいい」ですかね。


僕個人としては、冬にちょっと出かける時に靴を履くの面倒くさいなと思った時でも気軽に履けるのがいいなって。子供の保育園の送迎時には特に大活躍してました。実際こんな風に、スタッフがどんなシーンでどのように使っているかもお客様に伝えてますね。




街の文化、面白さを沢山の人に。これまでと変わらず、トーキョーバイクらしく


大きく変化したり新しいことをというよりは、大切にしたいことを長く継続していきたいです。


街を楽しむことをもっともっと伝えていきたいですね。例えば、高円寺って落語が盛んな街なんですね。なので以前構えていた高円寺店では、店舗で2ヶ月に1回落語を開催したりしてました。


その街で大切にしてることや文化、面白いことをたくさんの人に発見してもらえるような、いつだってそんな”場”でありたいと思っています。




 


連載企画[SUBU25]とは・・・2020年を皮切りにスタートした連載企画。


この世に[SUBU]が誕生して5年が経ったその節目の年に、これからの「5年間」を見据えていくために活動開始。これまでの「5年間」を振り返りながら、これからの「5年間」に、どう繋げていくか、をこの活動を通じて、見定めます。


その一方、「トゥーゴー」という読み方には、[SUBU]と一緒に出かける、という意味も。単純に[SUBU]を履いて街に出かける、というのもそう、こうして、お話をしたことのない方の元へ出向く、というのもそう。もっと言うと、新しいコトへ、一歩踏み出して、チャレンジする、という意味も。これからこの連載企画を通じて、[SUBU]がさらに、魅力的なブランドへと成長していくことを期待して、活動していきます。







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