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トーキョーバイク x SUBU|前編〜街を楽しんで、ローカルと向き合って見つけた “ちょうどいい” モノやコトを発信

「谷中」から「清澄白河」へ移転し、新たな挑戦を続ける [トーキョーバイク] さんを訪問!


これまでを振り返りながら、新たにオープンした清澄白河店への想いをお伺いしました。キーワードは、“街を楽しむ” と “ちょうどいい” です。 両者に共通するこれらのキーワードについて話しながら、確認しあいながらの取材。それでは、どうぞお楽しみください!

/ Interview by gooth.inc


 

今年で20周年。街を走る “ちょうどいい” 自転車、それがトーキョーバイク


ブランドをスタートした理由は当時、街を走るちょうどいい自転車がなかったから。そこで理想の街乗り自転車を形にしたのがこの [トーキョーバイク] です。


最初は OSHMAN'Sさんや 東急ハンズさんでお取り扱いいただいて、徐々に知ってもらえるようになって。次のステップとして、ちゃんと僕らのコンセプトを直接、お客様に届けたい、という想いから直営店をオープンすることになりました。現在では都内に 4店舗、直営店として運営しています。


その他、福岡と豪徳寺の 2拠点は [Toyobike Plus] という形で、元OBの2人がそれぞれパートナーシップショップとして運営しています。



街のことを一番よく知っている、街のコンシュルジュであれ


[トーキョーバイク] は、生活にささやかな変化を与えるツール、ちょうどいい道具でありたい。


ただの移動手段のツールではなく、乗っているとふと風や季節を感じ、知らず知らずのうちに笑顔になれる日常をつくることですね。自転車が生活道具の一部で、それがあることで日常が変化していくとか、街がさらに楽しくなるとか。


だから、そのプラスアルファの部分を自分たちで伝えていくには、僕らがこの街のことを一番知ってなきゃいけないんです。なのでスタッフには常々、コンシェルジュであれ、と伝えています。



パートナーシップショップ、Toyobike Plus


直営店とほとんど変わらないですが、例えば豪徳寺店のオーナーは、昔からアップサイクルに興味があって、ふだん価値を見出されていない素材から何かできないかという視点で、オリジナルのプロダクトをつくり販売しています。[トーキョーバイク] とオーナーが手掛けるアップサイクルな商品、それと元々アート好きでもあるので店舗内にレンタルスペースを作って展示をしたりして、面白いこともやっています。





直営 1号店は、トーキョーバイクに “ちょうどいい" 街、谷中から


この街の雰囲気が、なんとなくうちのコンセプトにぴったりでした。当初はまだ観光地化されていなく、長屋とかも壊されずに残っていた時代でしたから、うちのコンセプトに谷中の時間の流れや人の空気感、忙しなくない感じがハマってたんです。



街を楽しみながら、ローカルと深く向き合うことを、大切に


谷中は、昔から個人個人で面白い人・お店がたくさんあって、本当に面白い街です。みんな飲むのが大好きなのでお酒を酌み交わしながら、すぐに地域の方々と仲良くなっていきましたね、笑。谷中の仲間で、お寺の縁日に神輿を担いだりもしましたよ。


やっぱり “自分たちが街を楽しむ” は絶対で、“ローカルと深く向き合う” というのは僕たちの中で大切にしていることですね。そして、人と人が繋がることで何かが生まれてくことを楽しんでいます。



「谷中」から「清澄白河」へ。新たな挑戦の幕開け


10年以上谷中にいて、離れることは全く考えていなく、借りてた建物もとても気に入っていたのですが契約が切れるタイミングで。谷中で他物件も探していたのですが、中々見つからず。


そんな時、社長の飲み仲間に紹介してもらったのが、「清澄白河」にある倉庫物件でした。


谷中と同じように寺町で高いビルもなく雰囲気が似ているように感じてます。古いカルチャーと新しいカルチャーが混在しているエリアで、僕らもここでまた新たに挑戦できたら面白いなって。なので、偶然の出会いでここが新しい拠点となりました。



(後編へつづく・・・)


 


連載企画[SUBU25]とは・・・2020年を皮切りにスタートした連載企画。


この世に[SUBU]が誕生して5年が経ったその節目の年に、これからの「5年間」を見据えていくために活動開始。これまでの「5年間」を振り返りながら、これからの「5年間」に、どう繋げていくか、をこの活動を通じて、見定めます。


その一方、「トゥーゴー」という読み方には、[SUBU]と一緒に出かける、という意味も。単純に[SUBU]を履いて街に出かける、というのもそう、こうして、お話をしたことのない方の元へ出向く、というのもそう。もっと言うと、新しいコトへ、一歩踏み出して、チャレンジする、という意味も。これからこの連載企画を通じて、[SUBU]がさらに、魅力的なブランドへと成長していくことを期待して、活動していきます。





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