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SoLTacos2u x SUBU|仲良くしていた後輩がプレゼントしてくれたSUBUを履き続けて。逗子にオープンした隠れ家的タコス屋さんを訪ねて

前回、お話していただいたリノベーションチーム「ORGAN CARFT」さんが、新たに手がけたのは「SoLTacos2u」という逗子の隠れ家的タコス屋さん。なんと偶然にも以前から「SUBU」をご愛用いただいているとのことで・・・お店にお邪魔して、オーナーである内田貴之さんにお話をお伺いしました!






それでは早速ですが、「SoLTacos2u」というお店について教えていただけますか?


この 3月末に、逗子にオープンした「タコス屋」で、あまりタコスを食べたことのない方は、気軽にカジュアルに。普段からよくタコスを食べている方は本格的に。広く、メキシコのお料理を身近に感じてもらって、楽しんでいただけるお店です。


【Information】Sol Tacos 2u

〒249-0006 神奈川県逗子市逗子4丁目3-11 ブルースクエア2F





逗子とタコス。相性が良さそうですね・・・なんでまた、タコスだったんですか?


この 2年半くらい、鎌倉にあるビストロ(23 / ニジュウサン)で働いていて、メニューの一つとしてタコスを提供してきました。そこでタコスの魅力にハマって・・・いつか独立してお店をやるなら、タコス屋にしたいな〜と以前から思っていました。


23は、イタリアとフレンチがベースで、締めにタコスを出していて、働きながら勉強しました。





そしてここ「SoLTacos2u」でも、夜はお酒も愉しんでもらえたらと思っています。この通りは夜になると静かで、お酒を飲みながら過ごせる場所も少ないので、夜でも楽しく過ごせる場になれば嬉しいです。



もちろん夜も、タコスをお酒と一緒に?


タコスは、常時 5種くらい用意しようと思っていて、その他おつまみは、看板メニューのような感じで、日替わりでコロコロ変えようと思っています。


タコス 5種もずっと同じものではなくて、定期的にローテーションしながら、いろいろなタコスを楽しんでもらえたらと思います。ランチは、3種のタコス・スープ・ピクルスみたいにワンプレートでご用意しようと考えています。


ワンハンドでサクッと食べて終わりではなくて、ボリュームあって食べ応えのあるスタイルで。お腹いっぱいにもなってもらいたいですよね、やっぱり。





お腹が空いてきますね・・・タコスも種類が豊富で、楽しみ甲斐がありますね!


カルニータス(※1)だったり、チポトレチキン(※2)を定番にしながら、変わり種も小出しにしていこうと思います。黒・白・ピンクとトルティーヤの色も 3種類くらいを使いながら。


写真を撮りたくなる料理や店内にしたいですし、視覚でも楽しんでもらいたいです。


※1)豚肉の塊を長時間煮込んで柔らかくし、細かく裂いた料理。タコスの具材としてよく使われる

※2)メキシコ料理でよく使われる、燻製した唐辛子(チポトレ)を使ったチキン料理のこと。チポトレの風味と辛みが特徴で、タコスやブリトー、パスタなど、様々な料理に合う万能食材



いや〜食べたいです!笑。元々は、ファッション業界でお仕事をされていたんですよね?


そうですね、10年くらいはファッション業界で働いていました。


そのまま続けることも考えましたが、35歳のタイミングで、新しいことにチャレンジしたいという思いが強くなり、ファッション業界から離れることを決めました。


ただ、お店づくりというか、お客さんと一緒に場を育てていくことは、とても好きで。


それまでは洋服屋として「場づくり」してきましたが、今度は飲食店としての「場づくり」にトライしたいと思うようになって。「美味しかったよ〜楽しかったよ〜」とダイレクトに、リアクションがすぐに見える飲食は、面白いですし、やり甲斐があります。





いつもSUBUも履いてくださっているそうですが、そのファッションのお仕事をされている時から?


まさに、次なるステージに向かおうとした時に、出会いました。


当時、とても仲良くしていた後輩が「お疲れさまでした!」と退職祝いでプレゼントしてくれたのが「SUBU」で、 2019年頃でした。


お店でちょこちょこ見かけたり、ミッドタウンの雑貨屋で展開していたポップアップも見たりしていて「お〜格好いいな〜」と気になっていたら偶然、後輩がプレゼントしてくれました。


それを履き潰して、また買い直して、と 5〜6年は履かせてもらっています。



とっても素敵な出会い・・・素直に履き心地など、どんな印象ですか?


このピタッとフィットしてくる履き心地に驚きました。


良い意味で、見た目と履き心地にギャップがあるというか・・・吸い付いてくるというか、くっついてくるというか、笑。


あとは、この丸みを帯びた「コッペパン」のようなフォルムが良いですよね。愛くるしいデザインで可愛いなと思います。屋外はもちろんですけど、室内でルームシューズっぽく履いたり、事務所やオフィスでも良いですよね。


海外出張の時も必ず持って行って、飛行機やホテルとかで履いていました。



いや〜嬉しいです・・・ここでせっかくなので、この空間についてもお伺いさせてください。特に、意識されたことや大切にしたことは、ありますか?


すごく小さなお店なので、細かいディテールの部分は大切にしました。


特に素材感には気をつけて、なるべく良いもので、モノの表面にある「質感や風合い」を大事にして、上質で落ち着ける空間を目指しました。


タコス・メキシコってなると原色を使ったり、シンボル的に骸骨を使ったりが多いですが、そうではなくて、このあたりのライフスタイルや空気感ともマッチするようにしたい、と最初のデザイン段階で、オルガンクラフト / ORGAN CRAFTさんにお伝えさせてもらいました。





確かに、素材感で空間の印象は、大きく変わりますよね


そうですね。それぞれの素材感とか色味は、結構悩みました・・・サンプルをいっぱい用意していただいて、ひとつずつ確認しながら、決めていって。


床材もシート素材を使おうかと検討もしたのですが・・・やっぱり本物のタイルを使おうということにして・・・コストを抑えるために、床材もオルガンクラフトさんが探して見つけてきてくれたり。カウンターも、左官仕上げのようにしてもらったり。


空間の仕上がりには、かなり満足しています。ちょっと隠れ家のような落ち着きのある空間が出来上がりました。



オルガンクラフトさんとは元々、お知り合いですか?


オルガンさんの代表である渡會さんが、専門学校時代の同級生なので、付き合いは長いです。


学生時代から、いつか一緒にお店できたら良いね、と話をしていたので少し形は違いますが、実現することが出来ました。お互いの感覚みたいなものを理解しあっていますし、変な遠慮とかもなく、こんなに「スムーズに進んで良いのか・・・」と思うくらい、トントン拍子でした。


自らこの床材も貼ってくれたり・・・本当に心から感謝しています。



ありがとうございます。では最後に改めて、これからこのお店をどんな風に育てていきたいですか?


この通りをこれから盛り上げていきたい気持ちがあるので、この通りに人が集まってきて、面白い人を呼べるようになったら良いなと思います。面白いお店がポツポツと増えていくと嬉しいです。


逗子は全体的に、夏がハイシーズンで、夏以外は閑散としてしまっています。


ここは、この辺りに長く住まれてるローカルの人たちも多いエリアで、なんか「もうちょっと盛り上げたいよね」みたいな気運があるので、皆さんと一緒に盛り上げていきたいです。地元の人たちにこそ可愛がってもらえるようなお店に出来れば嬉しいです。


ランチライム後のカフェとして使ってもらったり、なんか憩いの場みたいな感じになればいいなと思います。店名は「SoL Tacos / 太陽のタコス」としているので、ここが、陽だまりのような場になってくれればと思っています。






WORD by gooth.inc






連載企画[SUBU25]とは・・・2020年を皮切りにスタートした連載企画。


この世に[SUBU]が誕生して5年が経ったその節目の年に、これからの「5年間」を見据えていくために活動開始。これまでの「5年間」を振り返りながら、これからの「5年間」に、どう繋げていくか、をこの活動を通じて、見定めます。


その一方、「トゥーゴー」という読み方には、[SUBU]と一緒に出かける、という意味も。単純に[SUBU]を履いて街に出かける、というのもそう、こうして、お話をしたことのない方の元へ出向く、というのもそう。もっと言うと、新しいコトへ、一歩踏み出して、チャレンジする、という意味も。これからこの連載企画を通じて、[SUBU]がさらに、魅力的なブランドへと成長していくことを期待して、活動していきます。


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