2025 Collection Review|前編〜「進化と多様性」をキーワードに、デザインだけではなく「機能面の更新」にもトライした多様なラインナップ
- kouta wakana
- 9月10日
- 読了時間: 8分
早速ですが、2025 Collection のレビューを!モリモリだと思いますが、よろしくお願いします!
ブランドとしては、今年で10年目。
ここからさらに10年、ブランドとして成長していくために「進化と多様性」をキーワードに、コアとなる「快適性や機能性」は維持しながら、製品づくりを進めました。
これまで、新カラーや新デザインなどの新商品は出してきましたが、今年はそれ以上に「機能面の更新」にも各コレクションでトライしています。冬のサンダルという独自性は保ちつつ、デザイン的にも機能的にも、多様なラインナップを目指しました。
さらに使用シーンが広がりそうですね
履いてくださる方の「好みや生活様式」に合わせて楽しめるように、カラー展開も変わらず豊富です。
あとはこの2〜3年は「ファッションアイテム」として、SUBUを上手く履いてくださる方も増えてきているので、ちょっと驚く感じとか、ワクワク楽しくなる感じも大事にしました。
「冬の足元に、心地よい驚きと楽しさを」という感じです。
では順番に、まずは「SUBU Originals」から
まさにオリジナルで原点となるコレクションなので、これまでの定番カラーは残しました。
そこに新色2色「スモークグリーン / ダークブラウン」と新柄2つ「チェッカー / カウブラウン」を追加していて、いずれもファッションアイテムとして、うまく楽しんでもらえたらと思います。
ダークブラウンは、大人っぽい感じで秋冬に相性の良いカラー。
スモークグリーンは、ちょっとナチュラルな雰囲気を持ったカラーにしました。ぱきっと鮮やかな原色の強い感じではなくて、少しトーンを落とした大人っぽい色味です。これはきっと性別問わず人気が出ると思います。
チェッカーとカウブラウンは、いかがですか
実は久しぶりです、図柄の新作は。
あまり履物には使わない大胆な図柄でも、SUBUならうまく収まっちゃう所があって、それもこの履物らしさかなと。ドット柄のスニーカーを履くとなるとそれなりの勇気がいるけど、SUBUだったらトライ出来るよね、みたいな。
チェッカーは、見た目のインパクトもありながら、ちょっと洗練された都会的な感じで、いつものコーディネートに遊びごころを加えてもらえたら。カウブラウンは個性的な柄だけど子供っぽくならずに、ちょうど良い抜け感でスタイルのアクセントに。そんな感じで、それぞれ使ってもらいたいです。
さらに今年「Circle Collection」も出ましたね
元々は4本ラインが基本でしたが、アッパーの縫い方を変えると「履物としての表情」が想像以上に変わって見えて、とても新鮮なんです。
すでに展開している「Outline」は、オリジナルステッチで洗練されたスポーティーな表情を見せてくれていますが、今年さらに洗練された表情の「Circle」を商品化しました。
「Circle」は、丸ならではの曲線的な「柔らさ」と何とも言えない「可愛らしさ」を持ち合わせていたりするので、モードなスタイルに合わせながら街履きしてほしいです。「Outline」と「Circle」は、それぞれ違う個性を持っているので「これまでとはちょっと違うSUBU」を探している方には、オススメです。
まだまだあります、笑。では続いて「RE: Collection」はどうでしょうか?
2022年からスタートして、今年で4シーズン目になりました。
「RE:」なのでテーマは「リサイクル / 再生 / 見直し」ですが、今年はそうした素材を使うだけではなく、コレクションの印象自体を刷新したいと思いました。より街履き志向の強いファッショナブルな「RE:」にトライしたいと考えて、動物由来ではないエコレザーを選びました。
見た目はレザーのようにマットで、しっとり感もあって高級感もありつつ、環境負荷も抑えられたプロダクトになっています。環境には優しく、ルックスにも妥協せず、ですね。
“革靴ライク” とまでいかないですが、より大人っぽい一足に仕上がりました。
アウトソールが白なのも特徴的ですね
白いアウトソール、いいですよね、印象が変わるし、独特の抜け感があります。
環境負荷を抑えて持続可能にしていくために「サステナブル=我慢」ではなく、ポジティブに楽しんでいけるといいなと思います。楽しく履いていたら、それが実は環境にも優しかった、みたいに。
当然、見た目や履き心地も妥協したくは無いですから。
最近は、女性で履かれる方も多いですよね
とても、増えています!!
以前も「冷え性で足元を温めたい、脱ぎ履きがしやすくて家事に便利」など実用的な理由で履いてくださる方はいました。あとは、キャンプをされる女性も。でもここ最近は変わってきましたね。
SNSでもうまくスタイリングして履いてくださってる投稿をよく見かけますし、POPUPも女性が多かったりして、上手にご自身のスタイルに合わせて、楽しんでくださっている印象です。
スカートに合わせたり、タイツで履いたり、”洋服もドットで足元もドット、全身ドット”みたいにして、SUBUをより、ファッションの一部として感覚的に履いていただいています。
確かに、そうかもしれません
女性には先程お話をした「Circle Collection」にトライしてもらいたいです。柔らかくて可愛らしい印象なので。
あとはカウブラウンも、柄物をデニムに合わせて履いたりしてもらえたらいいな〜とか。RE:のエコレザーも展示会では、女性バイヤーさんから好評でした。
SUBUはフォルム的に、ちょっとぽてっとしたカジュアルな印象になりがちですけど、エコレザーをアッパーに使ったので、ちょっと大人ミニマルな装いにも合わせやすくなっているので、キレイ目に履いてもらえたら嬉しいです。
インテリアショップとか、ライフスタイルショップからも好評でしたよ、今年のRE:は。
また、インスタグラムに投稿してもらいたいですね!
@subu_tokyo_japan をメンションしていただいて、ストーリーズにアップしてくれたら「Thank You」スタンプをお返ししているので、ぜひアップしていただきたいです!お待ちしております!笑。
では続いて「NANNEN」ですが、やっぱり「NANNEN +H」に注目ですか?
焚き火に対応できるモデルとして定番化しつつある「NANNEN」を、「焚き火に強い」だけではなく「アウトドアに強い」にアップデートしたいと思いました。
もっと自由にアクティブに動き回って、悪路だって、凸凹した自然環境だって、より自由に楽しめちゃうのが、この「NANNEN +H」です。焚き火を囲んでゆっくり過ごすだけではなく、身体を動かしてアクティブに楽しむ時にも善き相棒になってくれる一足です。
いいですね、歩きやすそう
砂利道など舗装されていない道を歩くと、やっぱり歩きづらさを感じることもあって「もう少しフィット感があって、歩き回れる一足があると嬉しい」みたいな声も以前から、聞いていたので。
かかとにヒールベルトを追加することでベルトでかかとを固定して、砂利道などの悪路でも歩きやすくなっています。
あとは足が小さくて、ちょっとフィットするサイズが無くて大きいんだよな〜という方もこのヒールベルトがあれば、ぐっと固定できるのでブカブカせずに履けると思います。
なるほど、そうした副次的な効果も!
さらに御夫婦で一足を共用する場合、旦那さんのジャストサイズで買うと、どうしても奥様は大きくなってしまうと思うのですが、このベルトを締めて履けば、奥様だって脱げずに、快適に過ごすことが出来ます。
しかも、このベルト部分は取り外しが出来るので必要無い時は取って、これまでのように履けるので、これ一足あれば、あらゆるシーンに対応できると思います。
このアッパーの難燃素材がシックでいいですよね
機能的にはアウトドアユースを想定して開発していますが、もちろん「NANNEN」をタウンユースしていただいても全然問題ありません。
生地感も落ち着いた印象で、確かにいいですよね。
防水加工はしていませんが、生地の密度が高いので普通の雨くらいであれば全然問題ありませんし、敢えて、このNANNENを選んで、タウンユースするのもありです。
脱ぎ履きしやすいけど、本格派で靴のようなホールド感もある機能性たっぷりのサンダルです。
迷っちゃいますね、笑。今年はじめてSUBUを買う方は、どれから履くのがいいですか?
ここは難しいですが・・・やっぱり原点となる定番の「Originals」からスタートしてほしいです。
履き心地自体は、どのコレクションも同じですが、やっぱり最も歴史がありますし、改良に改良を重ねてどんどん完成度を高めてきていますから。
もしまだ履いたことがなくて悩まれるようであれば、定番中の定番である「Originals」から履いていただきたいです。
その後に、ご自身のライフスタイルとか、使用シーンをより具体的に想像していただいて、ファッショナブルなものとか、アウトドアユースに適した「NANNEN」とか、環境にも優しい「RE:」とか、次なる1足を見つけていただけたら嬉しいです。
きっと必ず “これ!” という1足が見つかると思います。
WORD by gooth.inc
連載企画[SUBU25]とは・・・2020年を皮切りにスタートした連載企画。
この世に[SUBU]が誕生して5年が経ったその節目の年に、これからの「5年間」を見据えていくために活動開始。これまでの「5年間」を振り返りながら、これからの「5年間」に、どう繋げていくか、をこの活動を通じて、見定めます。
その一方、「トゥーゴー」という読み方には、[SUBU]と一緒に出かける、という意味も。単純に[SUBU]を履いて街に出かける、というのもそう、こうして、お話をしたことのない方の元へ出向く、というのもそう。もっと言うと、新しいコトへ、一歩踏み出して、チャレンジする、という意味も。これからこの連載企画を通じて、[SUBU]がさらに、魅力的なブランドへと成長していくことを期待して、活動していきます。
2020.12.28 連載企画[SUBU25]がスタート | 前編 / 連載企画[SUBU25]がスタート | 後編











































































































