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SUBU ELEY KISHIMOTO 10.08 Release|前編〜今年限りの限定モデル。大胆な図柄を纏った、特別なデザインに

2021年、今年限定のモデルとして登場するのは[SUBU ELEY KISHIMOTO]です!

大胆な図柄を纏った今年限定のモデル。果たして、どのように誕生したのでしょうか。

そもそも「Concept Collection]が始まった背景から、ブランドディレクターである府川さんにお聞きしました!

前編・後編に分けて、このモデルの魅力をお届けします!

/ Interview by gooth.inc

 

定番モデルである[Permanent Collection]とは異なる[Concept Collection]として今年、登場する[ELEY KISHIMOTO]モデルですが、ここで改めて、そもそも[Concept Collection]って、何ですか?

そうですね、シンプルに言うと、その年だけの特別なデザインのモデルですね。このコレクションは、4年目から始めたんですけど、その理由はふたつあります。


ひとつは、これまでの定番である[Permanent Collection]とシーズナルの[Concept Collection]とで、置いていただくお店を変えたい。そして売り場を活性化して、その年限定のモデルを楽しんでもらいたい、と思って、スタートしました。


もうひとつは、逆に定番である[Permanent Collection]をつくりたくて、このコレクションをつくりました。[SUBU]が誕生してから3年目までは、毎年テーマに沿ってガラッとイメージを変えながら表現をしてきていたので、お客さまだったりのイメージが統一出来ているか、すごく心配だったんです。


履物に関わらず、そのブランドには定番のイメージカラーがあると思うんですね。それを[SUBU]でもつくりたくて。それで、BLACKREDSTEEL GRAYMOUNTAIN KHAKIDOTSDUCK CAMO、の6色を、お客さまが思い浮かべる色として、定番コレクション化しました。


ブランドイメージみたいなものをある程度、特定できるようにしたかったですね。



因みに・・・その、毎年のテーマ決めはどんな風に進めていますか?

直感的なことも多いですし、皆さんからご意見いただいて、の場合もありますね。両方です。


あとは・・・展示会で空間として面白い表現ができそうだな、みたいにイメージが湧いてくるか、もひとつのテーマ選びに影響していますね。例えば、昨年(2020年)はテーマが「凹凸」だったので、あの白いモコモコを、展示会でうまく使ったら面白いかな〜とか。一昨年(2019年)は「POPART」だったので、大きな絵を展示会場に飾ったりですね。今年(2021年)はそれこそ、このグラフィカルなテキスタイルを壁一面に使ったり。そういう空間のイメージが湧くか、も気にしてはいますね。


大体、一年前くらいからアンテナを張って、テーマ探ししていますね。一番、頭を悩ませますね。



一昨年は色、昨年は素材、そして今年は大胆な図柄を使った新しい表現。なぜ、このようなコレクションを展開することにしましたか?

純粋に、柄を使った新しい[SUBU]をつくりたかったですね。


あとは、これまでさまざま別注モデルをやらせてもらったり、海外の展示会にもいろいろと参加させてもらって、たくさんの人から評価をいただきました。所謂、業界のプロみたいな人からの声も多かったですね、特に展示会では。


それで、いろいろな声を聞いていくと「プロダクトデザインの完成形って、白黒であっても、美しく、機能的で、表現として成立しているもの」と思うようになったんです。


もしかしたら、この[SUBU]も姿形のデザイン面、履き心地などの機能面はある程度、揺るぎないものとして完成されてきているのではないか。そこにどんな図柄を載せても成立するんじゃないか、と思ったんです。Tシャツで言えば、質のいいボディが出来てきた。


ある種のキャンバスになれたな、と。



ここまで大胆に図柄をつかったモデルって、過去にありました?

これまでには、TOKION さんとのコラボモデルだったり、海外のデザイナーズブランドとのコラボモデルだったりは、結構大胆に図柄を使いましたね。書いてもらった図柄をそのまま、プリントしたりもしました。


1枚目・5枚目:TOKION AMKK×EVANGELION×SUBU | 2枚目・6枚目:韓国 THE MUSEUM VISITOR×SUBU




 

2021年、今年ならではの[Concept Collection]として登場した SUBU ELEY KISHIMOTO


前編では、そもそも[Concept Collection]がどのようにして生まれ、毎年製品化されるのかについて、お話を聞きました。それに続いて後編では、より深く、この SUBU ELEY KISHIMOTO の魅力に迫ります。なぜ、どのようなプロセスで、この図柄を選んだのか。図柄を選んでから、どのように製品化していったか、などなどお話します。それでは、後編もお楽しみに!


 

連載企画[SUBU25]とは・・・2020年を皮切りにスタートした連載企画。



この世に[SUBU]が誕生して5年が経ったその節目の年に、これからの「5年間」を見据えていくために活動開始。これまでの「5年間」を振り返りながら、これからの「5年間」に、どう繋げていくか、をこの活動を通じて、見定めます。


その一方、「トゥーゴー」という読み方には、[SUBU]と一緒に出かける、という意味も。単純に[SUBU]を履いて街に出かける、というのもそう、こうして、お話をしたことのない方の元へ出向く、というのもそう。もっと言うと、新しいコトへ、一歩踏み出して、チャレンジする、という意味も。これからこの連載企画を通じて、[SUBU]がさらに、魅力的なブランドへと成長していくことを期待して、活動していきます。



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