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SUBU NANNEN 10/8 Release!|前編〜新たに加わった新シリーズ。愛くるしい「SNS投稿」が後押しに。


2021年、[SUBU]は新たに3つの新シリーズを加えて、その愉しみをより自由に、拡げます。

まず最初に登場するのは、ユーザーさんのリアルな声から生まれた SUBU NANNEN シリーズ。

前編・後編に分けて、その開発過程から、使用素材、デザインまでを掘り下げていきます。

これまでの Permanent Collection の履き心地はそのままに、さらに機能面でアップデートした新シリーズ。

ブランドディレクターである府川さんに、お話を伺いました。それでは、早速どうぞ!


/ Interview by gooth.inc










ーまずは、今年は新たに加わったモデルが3シリーズ。これだけ新モデルを増やした意図や狙いは?


今年はSUBUが誕生して6年目。

この5年間で、イベントや展示会、SNSを通してたくさんのユーザーさんとの出会いがありました。そこで、僕が予想していない使い方をされているんだな、と強く感じることが多かったんです。

SUBUの使い方の幅も広がったんだなと、とても勉強になりました。

なので今回は、単純に新しい柄・デザインというよりは、使用用途を変えたものを増やしました。その使用シーンに合ったSUBUで、リラックスしていただけたら嬉しいなって。

僕は、プレス担当だけではなく、企画開発から製造管理、SNS発信を含めた広報業務など、全ての業務を一環して担当しているので、直接入ってきたお客様からの声を、物づくりに直結させることができる。その強みも活かしています。





※3つの新シリーズ。左から、




ーその”使い方の幅が広がった”というのは、実際に今までとは違う、どんな使い方をされていたのですか?


これは、コロナの影響が大きかったと思います。

ずっと屋外用ですよ、とうたっていたのですが、やはり家で過ごす時間が多くなった中で、屋内で履く方がすごく増えたなって。

また、三密を回避出来るアウトドア需要が増え、特にキャンプなどで履いてくれてるお客様が多くいましたね。

コロナ禍で、みんな少なからず生活スタイルの変化があって、そこにSUBUの使用用途にも変化があるんだな、と率直に感じました。









ーでは、今回加わったシリーズはそんな”使用用途の変化”をヒントに形にしたということですか?


そうですね。

販売イベントなどでのお客様との直接の会話の中や、SNSを通して、こんな使い方をしているんだなって発見ばかりです。

こんなシーンで使ってるよ、もっとこうしてほしいなどの声は、商品開発のヒントになっています。今年はそのヒントを元に、[NANNEN]= For Camp&Outdoor ・[Light]= For Indoor・[amp2]= For City

という3つの異なるシーンで心地良く履いてもらえるプロダクトを作りました。

当初からある”リラックスしている時こそ豊かな時間を過ごせる”というのが根幹にあって、オリジナルのSUBUの履き心地をそれぞれのシーンに置き換えて、プロダクトに落とし込んでいきました。シーン毎でそれぞれ活躍してくれたら嬉しいです。





ー今後も生活シーンに特化した新モデルなども考えていく予定ですか?


足元のプロダクトって特にその人の生活が出るものかな、と。

国によって、履き物の捉え方が違うので、文化が反映されるものだなって思ってます。

流行りとはまた違くて、自然発生的に。例えば、今回で言えばSUBUを家の中で履くとか。

こんな感じで、これからもまたみなさんの生活にSUBU側からフィットさせていければいいなって思ってます。





ーここからは、今回加わったプロダクトの1つ[SUBU NANNEN]について伺っていきたいと思います。

ーNANNENを企画開発しようと思った経緯は?


まず、深層心理でどこまでオリジナルのSUBUでアウトドアで勝負できるのかな、とはずっと思ってました。

でもそこに入っていくには、何か足りないんじゃないかな、って。でも、答えはずっと見つからぬまま、で。

そんな時、動き出すきっかけになったのは、やはりユーザーさんの声。

コロナが流行りだした初めての秋冬。キャンプ需要が増えた中、ブランドサイトのお問い合わせに「焚き火の前でSUBUを履いていたら、穴が空いてしまいました。難燃素材のSUBUを発売して欲しいです。」というメッセージが何件か届きました。

なるほどな、と思っていた矢先、SNSで、焚き火で穴が空いてしまったSUBUをパッチワークでリペアされている写真を見つけたんです。これには僕、感動してしてしまって。心打たれましたね。

焚き火で穴が開いたところに、炎のワッペンをつけてたところもまたセンスいいなって。

なんともキュートで愛くるしいデザインでした。

そこから、じゃ、壊れないものを、まずは穴が開かないものを、長く使ってもらえるものを作りたいな、と思い始めて。

それが開発の着手をしたきっかけですね。

今年の春にアウトドアイベントで販売していた時も、焚き火で穴が空いてしまったから、もう一足買いたい!というお客様も多く。

そんなお客様からのありがたい声を形にした一足です。





焚き火で穴が空いてしまったSUBUを、こんな可愛くリペアしてくれました!

※Instagram /@rie_campstyle


 

このような開発過程を経て誕生した SUBU NANNEN シリーズ。


後編では、より深く、このシリーズについてご紹介していきます。新たに、アッパーに使用することとなった難燃素材へのこだわり、デザインやカラーリングについて、アウトドアとSUBUのこれから、などなどお話します。より自由に、さらに快適に、この記事を読みながら[SUBU]をお楽しみください。それでは、後編もお楽しみに!


 

連載企画[SUBU25]とは・・・2020年を皮切りにスタートした連載企画。


この世に[SUBU]が誕生して5年が経ったその節目の年に、これからの「5年間」を見据えていくために活動開始。これまでの「5年間」を振り返りながら、これからの「5年間」に、どう繋げていくか、をこの活動を通じて、見定めます。


その一方、「トゥーゴー」という読み方には、[SUBU]と一緒に出かける、という意味も。単純に[SUBU]を履いて街に出かける、というのもそう、こうして、お話をしたことのない方の元へ出向く、というのもそう。もっと言うと、新しいコトへ、一歩踏み出して、チャレンジする、という意味も。これからこの連載企画を通じて、[SUBU]がさらに、魅力的なブランドへと成長していくことを期待して、活動していきます。









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