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vacation house huit.8 x SUBU | 前編〜山梨県甲州市の一棟貸しの宿を訪ねて。宿泊施設にも “ちょうどいい” 冬のサンダル


山梨県甲州市、富士山を目の前に佇む一棟貸しの宿「vacation house huit.8」


ここで「暮らすように泊まり、ちょっと違う日常を楽しんでもらいたい」と、優しくお話をしてくださったのは、オーナーであり、モモ農家でもある桂川啓太さん。


2023年の開業当初から “SUBU付き宿泊プラン” を提供し、桂川さんの想いを、ギュっと凝縮した時間を多くの方に届けています。山梨県甲州市を訪ねて、目の前に広がる美しい景色に包まれながら、桂川さんにお話を聞いてきました。



 





まずここ [vacation house huit.8] について、教えていただけますか?いつ、開業されましたか?


ここは、一棟貸しの宿として営業していて、2023年1月に開業しました。


元々バブルの頃、このエリアは別荘地でした。当時、県外の方などが “富士山の見える別荘” として多く購入されていたのですが、バブルが弾けて、買われた方たちも高齢になられて手離し、この建物もしばらく空き家になっていました。



桂川さんは元々、こちらのご出身ですか?


僕は元々、東京で地域活性を目的とした飲食店で働いていました。


そこで各地のつくり手と出会うことが出来て、多くの刺激を受けて「物づくり」への想いも段々と強くしていきました。妻がワイン関係の仕事をしており、将来的にワインに携わる仕事が出来たらいいな・・・という想いもあり、地域おこし協力隊の隊員としてここ甲州市に来て、2018年から約3年間、98wines というワイナリーで働いていました。






そこからなぜ、この一棟貸しの宿をオープンすることになったんですか?


このエリアは、富士山と里山風景が望める素晴らしい場所でしたが、過疎化が進みつつありました。そこで、空き家をリフォームし活用することで、このエリアの力になれないかな、と。


ワイナリーに訪れるお客さんは以前から多くいたのですが、それを受け入れて宿泊出来るような場所が、このエリアにはない。「人が集まれる場所」を作ることで、地域の魅力アップと地域経済を活性化できないかと考えて、僕はそういったお客さんを受け入れられる宿をやろう、と。


そんな想いを持って、この [vacation house huit.8] をスタートしました。





なるほど!基本的にはお好きに、だと思いますが・・・どんな風に、ここを使ってもらいたいですか?


歩ける距離にブリュワリーとワイナリーはあるんですけどここに来たら、ゆっくりこの環境で過ごしてほしいな、と思っています。


あとは “ちょうどいい距離感” みたいなものも意識したので、仮に4人で泊まりに来ても、ソファーで寛ぐ人、デスクでちょっと仕事をする人、テーブルで向き合ってお話をする人がそれぞれ、想い想いに過ごせるような空間にしました。


あとは、東京からの距離感も “ちょうどいい” です。


1時間半くらいあれば、東京からここまで来れる。その移動時間で、これだけ景色が変わって、東京にはない環境で過ごせるのは、魅力かなと思っています。


“ちょっと違う日常” を楽しんでもらえたら、嬉しいです。SUBUと同じように、笑。





山梨県甲州市の一棟貸しの宿「vacation house huit.8」で開業当初から続く “SUBU付き宿泊プラン” とは・・・


前編に引き続き、後編では SUBUと桂川さんとの出会いについてお話を伺います。どこでどのようにして出会い、なぜこのような “SUBU付き宿泊プラン” はスタートしたのでしょうか。これまでにはない形で、宿泊施設のアメニティのひとつとしての冬のサンダル SUBU。後編もお楽しみください!




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連載企画[SUBU25]とは・・・2020年を皮切りにスタートした連載企画。


この世に[SUBU]が誕生して5年が経ったその節目の年に、これからの「5年間」を見据えていくために活動開始。これまでの「5年間」を振り返りながら、これからの「5年間」に、どう繋げていくか、をこの活動を通じて、見定めます。


その一方、「トゥーゴー」という読み方には、[SUBU]と一緒に出かける、という意味も。単純に[SUBU]を履いて街に出かける、というのもそう、こうして、お話をしたことのない方の元へ出向く、というのもそう。もっと言うと、新しいコトへ、一歩踏み出して、チャレンジする、という意味も。これからこの連載企画を通じて、[SUBU]がさらに、魅力的なブランドへと成長していくことを期待して、活動していきます。







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